相続した賃貸不動産にはろくでもない話がやってくるから要注意

不動産屋,賃貸経営自主管理,賃貸仲介業者,通報,連帯保証人,違法行為

書いている人

サンハイツ吉田 管理者

行政書士・宅地建物取引士

吉田 重信

物件、事務所案内・プロフィール

お問い合わせへ

 

 

今のご時世、親族から賃貸不動産を相続したりする人も多いと思う。

丁度バブル時期で家や土地を当たり前に購入していた世代が、
皆、老人世代に移行してきたという面が大きいね。

親とかだけじゃなく、親戚なんかから受け継いで、
突如、物件オーナーの立場になるようなケースも珍しくはない。

本来、資産が入ることは悪いことではないが、
不動産を相続した場合は物件の管理や税金の支払い等、特有の負荷も伴うから注意が必要だ。

 

しかしそれだけでなく、素人が賃貸不動産を引き継いだりした場合には、
様々なリスクが引く手数多でやってくる。

 

これ、決して大袈裟に言っているわけじゃないからな。

マジで、色々なところからろくでもない話や誘いが舞い込んでくるから、
本当に注意しなければならない。

 

固定電話なんかあったら、冗談抜きで毎日かかってきたりもする。

 

どっから情報仕入れているのかは未確定だけれど、
相続の事実への当たりつけは、十中八九、登記情報を得た上でやっていることだろう。

これについては登記をしないわけにもいかないので、
如何とも情報の流動を防ぎ難い話だ。

 

話の内容については、やっぱり売却の件が多いね。

「今、お客さんがいるから、すぐにでも決断が必要です!」とか言って、
売却を迫ってくるような手口だ。

これは選択をこちらに投げているだけ、まだマシな方だな。

 

中には無断で物件を撮影した上で、
その写真を使った広告を勝手に作って送り付けてきたりするところもある。

 

所有者の人は、めちゃくちゃ怯えていたよ。

勝手にどんどん話を進められていってしまうんじゃないかと、
夜も眠れなかったそうだ。

 

これはあまりにも酷いと思ったから、そのチラシは今でも取っておいてあるよ。

 

相続発生時はこんな感じで、
常識を疑うような行動に出てくる不動産業者は別に珍しくはないんだ。

要は、それだけ相続したての不動産って売却の可能性が高いから、
業者にとっては垂涎の的なんだよね。

これは相続不動産はそれだけ狙われやすいということでもあるから、
ちゃんと相続人が今後も自分で管理していくつもりならば、警戒を怠ってはならない。

 

また、賃貸不動産の場合は売却だけでなく、怪しげな大家さんセミナーへの勧誘や、
既存の契約についても悪さをしてくる場合があるから要注意だ。

 

セミナーは、いずれ管理契約に追い込むための撒き餌だね。

そこで「教育」して、自分のところと管理契約するように追い込むってんだ。

 

昔はどうだったかは知らないが、
現代の管理契約は大家に対する寄生にしかなっていない面もある。

実質的には家賃を中抜きされているだけの実態もあるから、
管理契約は決して安易にするもんじゃない。

少なくとも、それをすることでお客が入るってのはおかしいと思っておいた方がよろしい。

 

既存の契約については、相続発生時は実質、無法地帯になっている面があるね。

マジでこっちがなにもわかっていないもんだと思って、
バリバリの違法行為を悪びれもなく何度も仕掛けてくる業者もいるからな。

 

例えば契約をわざと相続人の不利になるように更改したり、
法改正に合わせて既存の貸主の権利を抜こうとしたりする詐欺的行為とか。

最近、連帯保証契約周りで大きな改正があったろう。

ああいう個人の対応が後手になりそうな面では、
平気で勘違いしたフリをして内容を変えた契約書を送り付けてきたりもする。

ある程度、事前に知識や対応を検討していたのならば対応できるかもしれないが、
もし、対応しきれなかった場合は知らず知らずのうちに権利を放棄させられている場合もある。

 

自主管理物件なんかの個人で管理している物件では、
こういった点はどうしても対応が後手に回りやすいから、特に狙われやすいんだ。

オーナーが変わったことを知った借主から依頼を受けてやっている場合もあるし、
業者が己の利益につなげるために独自でやっているような場合もある。

 

 

こういうのは不問にしたりせず、証拠は全部取っておくと良い。

将来的な観点から見て、連中のタマを握れるネタになるからな。

 

今後の示しをつけるためにも、
決してやったもん勝ち、やりっぱなしみたいな感じで放置してはいけない。

 

 

とにかく不動産を相続するってのは、事務的手続きや税金面だけじゃなくて、
対外的な面においても大変だってことだ。

特に賃貸不動産だった場合はいきなり法的対応や修繕作業に迫られる場合もあるから、
相続することが決まっているのならば、事前に持ち主から色々と引継ぎをしておくのが望ましい。

 

なにも知らない、なにもわからないことによって、
相続した途端に家を手放すことになったケースは多く見てきている。

 

 

引き継ぐつもりならば、ちゃんとしていないとダメだぞ。

 

業者は代替わりだなんだのなんて、知ったこっちゃないんだ。

知識や経験は順繰り身に付けていけばいいが、
少なくとも業者に足元を見られたりしないよう、なにが起こっても毅然としていないといけない。

 

 

親御さんとかから継いだ大事な地所が、
業者のオモチャにされている場面はこっちも見ていて辛いんだよ。

 

特に思い入れがないのであれば余計なお世話だろうけれど、
これからも残していきたい思いがあるのならば、相続人がしっかりしておかないとな。

 

 

事業用専門賃貸サンハイツ吉田 東京都大田区

物件管理者 行政書士 吉田 重信

 

ご相談・物件をお探しの方はこちらから